計算された山なりの一撃だった。前半9分の右ロングFK。ターゲットとなるハートソンはガードされている。中村は左足でボールをふわりと浮かせる。ニアを警戒する相手をあざ笑うかのように頭上を越えて、中央で待つハートソンのジャンプの頂点にたどり着いた。読みがズバリと当たったアシストだった。
体は重くても、左足の精密度はいつも以上だった。セットプレーでは味方に正確なボールを送り続けた。前半終了間際の右CK。今度は高速で低空のボールでジャンプをしないハートソンの頭に合わせたが、GKに阻まれて追加点はならなかった。1度は追いつかれながらも、中村の左足で相手にプレッシャーを継続的に与えた。
今月中旬からの長引く風邪に苦しんでいた。頭痛、のどの痛みに「しんどい」を繰り返していた。前節(22日)のマザーウェル戦で体調不良のまま先発した結果、満足のいくプレーを披露できずに後半途中で交代した。強行出場した影響もあったのか、風邪は治らない。焦りを抑えて薬を服用せず、点滴も打たずに体の回復を待った。自分の体と相談しながら、26日の練習からチームに合流。我慢しながらの調整で何とか試合に間に合わせた。動き自体にキレはなかったが、最低限の仕事はきっちりとこなした。
欧州では今年に入ってMF松井(フランスのル・マン)、FW平山(オランダのヘラクレス)ら若い世代がめまぐるしい活躍を見せている。欧州組の代表格である中村は負けじと、W杯イヤーに入って1得点2アシストと絶好調だ。1次リーグで対戦するブラジル国内は中村を警戒している。元鹿島のレオナルド氏も「最も才能のある選手」と一番に名前を挙げるほどだ。「W杯に出て、自分らしいプレーをして何かを得たい」と常々、話している。29日から宮崎合宿がスタートするが、中村はスコットランドでさらなる成長を目指していく。
[ 2006年01月29日付 紙面記事 ]
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Brazilian spies analyze weak points of Japan's national soccer team
The analysts have concluded that Japan's x-factor to beat Brazil is midfielder Shunsuke Nakamura and the Brazilian spies have recommended selecao coach Carlos Alberto Parreira to pay close attention to him.
"He is the most talented player on Zico's team," said Leonardo, a former defender who has lined on Kashima Antlers.
Leonardo has added that Nakamura is the Japanese player who best embodies the playing style Zico has been struggling to implement in his team, featuring fast and short touches to keep the ball rolling close to the grass most of the time.
"He is an excellent, technical and fast player who is efficient in long-range shots and has the most efficient playing style on the Japanese team,\" said Toninho Cerezzo, who has coached Kashima Antlers.
Midfielder Fabinho, who lined on Cerezo Osaka in 2005, has recommended that Nakamura is the only Japanese player Brazilians should mark individually.
"The biggest threat is to think Brazil can beat Japan whenever we wish," warned Nelsinho Batista, a former coach of Nagoya Grampus.
The group of analysts also includes Vissel Kobe's ex-coach Emerson Leao, Washington -- a former striker with Urawa Reds -- and defender Ze Carlos, who lines on Cerezo Ozaka.
ブラジルに勝つための日本の最終兵器は中村俊輔だから、パレイラ監督は中村に細心の注意を払うべきだ。
レオナルド
「中村はジーコのチームで最も才能豊かな選手だよ。」
トニーニョセレーゾ
「中村は素晴らしいね。ロングパスを得意としていて技術が高く速い選手だ。日本代表の中では抜群に優れたプレースタイルだよ。」
ファビーニョ(元C大阪)
「ブラジルが個人としてマークをしなければならない日本選手は中村だけだ。」
「簡単に日本を倒せると油断してしまう事が一番怖いことだね。」
グランパスで指揮を執ったことのあるネルシーニョは語る。
分析に参加したメンバーには他に、レオンやワシントン(浦和)、ゼカルロス(C大阪)などがいる。
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クロアチア、韓国に敗れる
サッカーの国際大会カールスバーグ杯は29日、香港で開幕して1回戦を行い、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会1次リーグF組で日本と対戦するクロアチアは、W杯に6大会連続で出場する韓国に0―2で敗れた。
ともに欧州でプレーする主力を欠いたが、韓国は前半36分に金東進のミドルシュートで先制。後半4分には李天秀が追加点を奪った。クロアチアは後半、運動量が落ちて反撃のきっかけもつかめなかった。 (共同)
[ 2006年01月29日 18:43 速報記事 ]
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ジーコ「ロナウジーニョより要所決めた」
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