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日本は「中国こそ歴史認識を正すべし」と明確に言い、韓国の横暴を世界にアピールすることこそ肝要だ by 櫻井よしこ

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ジャーナリスト 櫻井よしこ
2300206106.gif 「対外広報戦略」を構築できないことが日本外交の最大の弱点だ。日本はなぜ「世界の親日家」を育むことができないのか

 現在、反日を声高に叫ぶ国や人々の標的になっているのは、主に1930年代に入ってからの中国・朝鮮半島における日本の行動である。当時の日本へのきわめて批判的かつ意図的な情報が世界中に波及している。しかし、反日情報の根拠を調べていくと、当時から日本がいかに情報戦に敗れ続けてきたか、世界の中で日本の立場を優位にしていくためのPR戦略を軽視してきたかがわかる。日本がしっかりした情報戦略を持ち、対外広報を行っていれば、おそらく今日のようなかたちでの「反日」は存在しなかっただろう。(途中省略)

 今も中国や韓国による、日本を貶める反日プロパガンダは続いている。反日を宣伝する国や人々を云々する前に、日本は自らの問題として、なぜ親日派を作ることができないのか、彼らの声をすくい上げ、活かしていくことができないのか、対外広報を含めた外交戦略の根本から、真剣に問い直さなければならない。

 日本ほど「歴史」を日本のために振り返らない国はない。中国人や韓国人は自らの考える「歴史」を日本人に「忘れるな」と主張し、日本人は律儀に謝罪を続けている。日本は戦争で負けたことによって東京裁判で有罪とされたが、本当に責めを負うべきは日本なのか。歴史的新事実の発見により、「東京裁判史観」への疑問が吹き出してきている今こそ、私たちは歴史をきちんと振り返らなければならない。(途中省略)

 中国に対しても、日本は「中国こそ歴史認識を正すべし」と明確に言うべきだ。中国はA級戦犯をナチスドイツのヒトラーになぞらえて非難するが、ユン・チアン氏が『マオ』(講談社)で指摘したように、7000万人もの自国民を自らの権力維持のために犠牲にした毛沢東こそ、ヒトラーと並べるべき独裁者なのである。(途中省略)

 さらに中国に対しては、「自由と民主主義」を常に言い続けることだ。4月中旬に訪米した胡錦涛国家主席は、共同記者会見で米国の女性ジャーナリストに「中国はいつ自由選挙の実施で民主主義国になるんですか?」と質問され、しどろもどろになった。(途中省略)

 民主主義と自由、そして人権を指摘されるのが中国の最大の弱点である。日本は中国からの反日攻撃に対し、民主主義や自由をキーワードに、日本が実施する普遍的価値観を世界に語り続けていくのが賢明である。

 日本の領土でありながら韓国が不法占領を続けている竹島をめぐる問題への対応も然りである。日本が周辺海域の海洋調査を行うことは国際法上、何の問題もない。堂々と調査船を出し、韓国の巡視船が妨害してきたら引けばいい。しかし、その映像はビデオに撮影してしっかり世界に流すのだ。国際法に反して日本の海洋調査を妨害しているとなれば、当然、韓国のイメージが悪くなる。(途中省略)

 海洋調査を行うことなく問題を先送りすることは、韓国による竹島の不法占領を黙認し続けることに他ならない。韓国は自分たちが強硬姿勢に出れば、日本は必ず引っ込むと甘く見ている。

 盧武鉉大統領による日本の植民地支配と海洋調査を結び付ける発言は、歴史の歪曲の典型的なケースである。日本は安易な妥協をはかるのではなく、韓国側の横暴を世界にアピールすることこそ肝要なのだ。同時に、親日派を増やすための施策を積極的に行うことも重要だ。

 親日派を世界中に作り、その輪を広げていくことが、結果的に反日の声を抑えることになる。世界の情報を迅速に集める、歴史的新事実を発掘する、これらは重要な情報活動だが、それだけでは情報戦争に敗れることを私たちはすでに歴史から学んでいる。

 反日プロパガンダを発信し続ける中国、韓国に押され続けている日本に、一刻も早く対外広報戦略が求められるゆえんである。

櫻井よしこ[5/25]
ys:中国が日本に『軍事侵攻』する日
櫻井よしこ - Wikipedia
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報道2001/櫻井よしこと平沢勝栄の共謀罪とは(動画)
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櫻井 よしこ

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